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そもそもそのサービスは誰が喜ぶのか? 

From 神戸のそば屋

おはようございます。
鳥羽です。

今日は、

お店って、ちゃんと見てないと、
また、しっかりと指示をしないと、、、

どんどん
自分の想いと違う方向にいってしまうんやなぁ~
というお話です。

私のお店は、
10年ほど前に全面禁煙にしました。

そう、
なので、お店の中では一切、
たばこは吸えません、

しかしです。
お店の中に一つだけ灰皿があります。

それは、
私が隠れて煙草を吸っているわけではありません
また、
スタッフが吸うためでもありません

それは、
全面禁煙でも
中には、煙草を吸ったまま入ってきたり
席でたばこに火をつける方が
たまにいるからです。

そういう時は
スタッフが飛んで行って、
即刻に火を消してもらう為、
灰皿を用意しているわけです。

しかしです。

最近、妙にお店の前で
(満席時にお客さんにまってもらっている椅子近辺)
たばこを吸っている方がいるのが
気になっていて、

「なんで、こんなとこでたばこすうのかなぁ~」
と心外に、
思っていた矢先のことです。

ベトナム人スタッフのティーちゃんが
何やらお客様と話をした後、
お店の外を指さし、

「おタバコならあちらでお吸い下さい!」
と言って
灰皿を持ってお客様の後を追い
お店の外に出たのです。

「あ!こういうことやったなんかぁ~!!!」
と思った私は、、、、

即刻、
スタッフを集めて
お店の考え方と今後の対処の仕方を
話しました。

そう、喫煙者がたばこを吸いたいと言った時の
対処の仕方を話しました。

当店は全面禁煙で
お店ではたばこを吸えないのは変わりありませんが、

お客様がたばこを吸えるかどうか
確認してきたときは、
「当店は全面禁煙でたばこは吸って頂けません!」
ときっぱりとお断りすることはもちろん、

もし、、、

お客様が
「ほんなら何処か吸うとこありませんか?」
と尋ねられたら、

「お店を出て、50メートルほど左に行くと当ビルの喫煙スペース
 が御座いますので、そちらでお願いします」
ということ、

間違っても
灰皿を貸して、
お店の前で吸うようなことをさせないこと、
と指導しました。

さて、
あなたはこのこと
このような事態に対して
どう考えますか?

実際、
わたしのお店のスタッフは
手前みそではありますが、、
ホスピタリティがあり、
優秀でよく気が付き接客も上手いです。

当スタッフ同様、
お客様に灰皿まで持って行って
いいサービスしているやん
と感じる方も少なからずいるかもしれません。

いかにも
お客様のことを想い
良いサービスのように感じるかもしれません

 

しかしです、
よ~く考えて下さい。

まず、
お店の前は喫煙場所ではない
ということ、
近隣の方や他に来店してくるお客様に迷惑になります

次に、
お店の方向性が間違っているということ、

ようは
コンセプトがズレてしまっているということです。

これが一番の問題なわけです。

コンセプトとは
誰に
どのような商品やサービスを
どういう形で提供するか?

ということですが、

今回の場合は、

誰にという点が、
少しずれているように思います。

当店のターゲットは、
たばこを吸いません!

当店のターゲットは
たばこ嫌いです。
なので、
サービスを行う対象自体が間違っているのです。

お店を繁盛させるには、
徹底的にターゲットのお客様に
喜んでもらうことです!

ターゲット以外の方に
サービスをしている暇はありません。

もう一度
あなたの提供している商品やサービスが
誰に対してなのか?

しっかりとターゲットになされているのか、

そもそもそのサービスがターゲットの為になるのか?
誰が喜ぶのか?

考えてみて下さいね、

 

それでは今日も張り切ってまいりましょう。

 

鳥羽

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