メールマガジン申込み
rogo
メルマガ登録
header

集客の為の値下げは禁物です

From 神戸のそば屋

おはようございます
鳥羽です

昨日、
「また、また、やってもたんかぁ~」
というお店に遭遇しました。

それは、
我々、飲食店が絶対にやってはいけない
集客の為の値下げです!

私のお店の近所にある
中華料理屋さんなんですが、
店の前を通ると、、、、

『生ビール399円 』税込み430円
とうPOPです。

このお店は、
通常生ビールが500円ですから
20%の値下げです。

更に、
『チョイ飲みセット 600円』
生ビールと
通常は700円以上する
単品メニューと抱き合わせてのセットです。

単品とビールで1200円は頂けるのに
600円とは、
半額セールです。

私はこういうPOPを見るたびに
「こんなことしてたら飲食店は、儲からんよなぁ~」
と、
腹立たしくおもったらり、

集客に苦しんでいる店主の気持ちを察し、
悲しい気分になってきます。

最近、
わが町にも
大手飲食店が多く参入してきています。

298円均一の焼き鳥屋さんや、
888円飲み放題の居酒屋さん
500円あったら腹いっぱいになる
牛丼屋さんやうどん屋さん

こんだけ、
低価格なお店が街に押し寄せてきて、

自店のお店の集客に悩んだりしていると、
「うちももっと安くせんと、、、」
と思うかもしれません、

しかしです、
我々のような小さなお店が
絶対やってないけないこと、

それは
集客の為の値下げです!

経営資源の少ない、
我々が大手のように
低価格路線で戦くことは無理です。

そんなことをしたら
一巻の終わりです。

もっと簡単に言えば
大手は
しっかりと数字をみて、
安くても儲かる仕組みができている

でも、
私たちはそんなことをしたら
儲からんのはわかりきったことです。

そういった意味でも
私たちも
数字をしっかりとみて
商売をしないといけません!

例えば
原価400円 売価 1000円の商品を
200円値下げして800円で売るとしましょう。

1000円で売れば
粗利が一つ600円なので、
100個売れば粗利益は6万円になるわけです。

それを
800円で売ると
100個売っても
粗利が一つ400円なので
4万円になってしまうということです。

1000円で売った時のように
粗利益を6万円確保しようと思えば

800円で売ると
一つ400円の粗利益なので、

60000÷400=150
となるわけです。

ようは、
1000円で売っていた時のように
粗利益を6万円確保するためには

150個うらなければなりません、

ようは
1,5倍売らないと
同じ粗利益を得ることはできないということです。

恐ろしい話ですよね、

仮に値下げして
1, 5倍のお客様が来ても
それで粗利は同じ、

それに忙しくなった分、
人件費も掛かってきます、
更には他の経費も増えるわけです。

 

バタバタするだけで、
もっと
儲からん状態になっていくわけです。

 

更に、
値下げには最悪な弊害あります。

これが一番恐ろしいことです。

それは、
「お客様との関係性が悪くなる!」
ということです。

値を下げることによって、
来店してくるお客様は
やっぱり値段で判断して、
値段を基準にお店を選んでいるわけですから、

自分が意図しているような
お客様は来なくなるということです。

お店の商品やサービスに価値を感じて
来てくれていた
既存のお客様ではなく、

値段が安くて来てくれてるわけですから、、、

更に、
そのようなお客は
不当な要求をしてくるようになります。

「もっと、安くせえ~」
「もっとサービスしろ!」
「俺はお客さんやぞ!!」
と、、

過去に私も苦い経験があります。

だから、
絶対にやってはいけないのが、
「集客の為の値下げ」
です。

もう一度言いますが、
安易に値下げなんてすると、、

多くの飲食店経営者が感じている
貧乏暇なし状態がされに加速していきます。

お客に奴隷のように扱われるようになり
心身共に疲れ果ててしまいます

そして、
苦しみながら廃業していく羽目になるだけです。

私は
飲食店経営をやっていて
心に留めていることがあります。

それは
楽しく自分が思うように経営していくことです。

どうせ、お店が潰れるなら
楽して潰れた方がましです。

でもね、
意外と、

絶対に値下げをしないと、
腹をくくり
楽しく、
お客様に価値を感じてもらい
商売をやると儲かるようになります。

このメルマガを読んでいる
飲食店経営者!

絶対、
集客の為の値下げは禁物ですよ、

 

それでは今日も張り切ってまいりましょう。

 

鳥羽

 

追伸
値下げなんかしなくても、
ここでしっかりとお店の勉強をすれば
お客様を集めることが出来ます。
→ http://syoubai-hanjyou.com/member_lp

メールマガジン登録 会員サポート
border