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商売の儲けは粗利額です

From 新大阪 新幹線のりば前カフェ

おはようございます。
鳥羽です。

先日、
鳥羽塾でかれこれ
6年ほど学んでいる
洋服屋さんが
こんなことを言っていました。

「鳥羽さん、やっと高い商品を売らないと儲からない
 と言う事がわかりました!」

この方、
今や
ネット販売や大手ファストファッション店など
の台頭により
厳しいファッション業の状況の中

持ち前の
バイタリティーで
お店を黒字転換させた方です。

この
「高いものを売らないと儲からない」

コレ、
実は多くの方が
わかっているようでわかってない事の
一つではないでしょうか?

この洋服屋さんは
このことが
本当の意味で
わかってから
お店に利益が出始めたそうです。

商売をしていると、
多くの人に買って頂きたい!

少しでも安く仕入れて
少しでも安い価格で
多くの人に喜んで頂きたい!

という思いになります

ココがどつぼにハマる第一歩です。

商売の利益は、
粗利額です!
粗利率ではありません!

粗利額が少ないと廃業に追い込まれます。

たとえば
服屋さんを例に出しますと、

400円で仕入れたTシャツを
1000円で売ったとします

これ
原価が40%
粗利益率は60%
粗利益額は600円

次に
6000円で仕入れたジャケットを
10000円で売ったとします
これ
原価が60%
粗利益率は40%
粗利益額は4000円です。

比べると、
Tシャツを売る方が
粗利益率は60%
ジャケットを売るよりも良いのですが
粗利益額を見て下さい、

利益率は悪くても
ジャケットを売る方が
明らかに
利益額は増えます。

同じように
一つ売るだけでも、
4000円儲かるわけです。

600円と4000円です。
同じく
一つ売るだけでも
歴然と粗利益額が違うということです

ようは
高額な商品を売ると
いっきに粗利益額を稼げるということです。

これは
飲食店でも同じです。

そば屋が一枚
700円のざるそばを
原価30%で
粗利率70%
で500円の粗利益額を
手に入れるよりも

8000円の
蕎麦会席を
原価50%かけても
4000円の
粗利益額を稼ぐ方が
儲かるってことです。

安価な商品を売るよりも
高額な商品を少しでも多く売るだけで、

粗利益額は上がっていく、
その結果
利益額が増えて
お店が儲かってくるということです。

言ってしまえば
当り前で
簡単な話なんですが、

実際、
このことを
真から理解せず
儲かってないお店が多いのです。

価格と言うのは
価値の提供ですから、

その商品を少しでも高く売る為には
それに見合う
価値をお客様に提供できて
はじめて売れるということですから

価値をしっかり
お客様に理解してもらう
取り組みをして
高額なモノをうるようにしましょう。

お客様を集める、
多くの商品を売る
と言う発想から、

少しでも
多く粗利益額を稼ぐ!

という
視点で、
商売をしたら
もう少し儲かるようになるかも
しれませんよ、、、

漠然と
コレを売れば儲かる
と考えるようりも

何を売れば

もっと
粗利益額を増やすには
どうすれば良いのか?
と考えながら、
商売をやってみては
どうでしょうか?

 

それでは今日も張り切ってまいりましょう。

 

鳥羽

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