〇〇誤解は情報不足から生じる！

From  神戸のそば屋

おはようございます。

鳥羽です。

３月にうちの娘がプロポーズされてから、

あれよ、あれよという間に、話がすすみ、

８月２２日に結婚式を京都で挙げることなりました。

そんなことで、

５月２日には相手がたのご両親と初顔合わせを

すませてまいりました。

５月３日には相手方の手続きの都合上

入籍をすませて、

新居は京都の一つ向こうの山科に決まりました。

わたしは、

娘が小さな頃から

娘達に

｢お父さんはなぁ～～　おまえらが好きになった人やったら反対は絶対

せーへんからなぁ～～　でも、ひとつだけ条件があるねん！　それは、

近くの人と結婚してほしいねん！！　なんぼ遠くても東は大阪、

西やったら姫路くらいまでやな！｣

ってよく言っていました。

しかし、結局

娘の嫁ぎ先は京都になりました。(笑)

人生というのは、、、

自分の思うようには、なかなかまいりません！

｢おとうさん！京都なんか近い、近い、外国に嫁にやったこと思ったら

１時間ちょっとで帰ってこれるし、、、｣

と娘や妻が言いまして、

｢なんで、外国に嫁にやったと思わなアカンねん！！！｣

と思いながらも、

なんとなく納得している今日この頃です。

でもね、

大切なことは先に言っておくということですよ！

あらかじめ言っておくということです。

わたしが

｢遠くに嫁にいったらアカンで！！｣といつも言っていたから

京都くらいですんでいるのであって、

そういうことをあらかじめ私が言ってなかったら、

もっと遠くの人と付き合って、結婚してしまったかもしれないし、

なんでも、

トラブルを回避するためには、

あらかじめ言っておくっていうのが大事です。

お店だって同じですよ、、

あらかじめ情報をだすことによって、無くなるクレームもあります。

『当店はお客様の注文を伺ってからひとつひとつ手作りで作りますので、

お時間がかかりますのでご了承くださいませ！』

とあらかじめ言っておけば、

｢なんで、こんなに遅いねん！！｣

といういらちな人のクレームはかなり減りますし、

『当店のお蕎麦は、最高級国内産のひきぐるみ粉を使用しておりますので、

見た目は黒いですが、栄養化が豊富で風味があります』

と書いておけば、

｢なんで、ここの蕎麦は色が黒いねん！！｣

というようなクレームがなくなるわけです。

こうやって、

ほとんどのクレームは｢誤解｣から生じ

その｢誤解｣は｢情報不足｣から生まれるのです。

『うちのお店はこういうお店です』

『この商品はこう言う特徴があってこのような良さがあります』

『私はこういう想いでこのお店を営んでいます』

『このサービスはこのようなサービスです』

ってことを

しっかりとお客様に伝えることです。

長く商売をやっていると

ほんと不当なクレームがあったりします、

｢なんでやねん！そんなん当たり前やろ～～｣

と思うようなことも多々あります。

でもね、

でもそれは、もしかしたら、

あらかじめ情報を出していないことによって生じた、

誤解のクレームかもしれない、

と考えてみてもいいですね。

情報というのは、たくさん出しているつもりでも、

案外、お客様には伝わっていないことが多いですよ、

自分の中では当たり前だと思っていることでも、

しっかりとお客様には伝えておきましょうね。

それでは今日も張り切ってまいりましょう。

鳥羽

追伸

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2015年5月11日（10:32 AM） | カテゴリー：◆そば屋の日常,◆繁盛店主の考え方,◆蕎麦屋が抱える経営の問題