格安よりも適正な価格
From 神戸ハーバーランドのカフェ
おはようございます。
鳥羽です。
旅行会社のてるみくらぶが、
破産しましたね。
てるみくらぶとは、
主に格安の海外パッケージツアーを
販売していた旅行会社ですが、
資金繰り困難により、
破綻しました
負債総額151億だそうです。
女社長が会見で
「一昨年前から新聞に広告を出すようになってから
広告費がかさみ資金繰りが悪化した」
というような釈然としない発言に、
「ほんまかいな~ そうとちゃうやろ~」
と思ったのは私だけでしょうか、
本来、旅行代理店は
お客様からの注文を受けてから
宿や交通手段を手配すればよく、
また、
商品などの在庫を抱えなくて済むので、
資金繰り困難になりにくい
ビジネスだと思うのです。
結局、
私が想像するには、
価格競争の波にのまれ、
薄利多売を強いられたことが、
経営難の始まりで、
より多くのお客様を獲得するため
苦し紛れに広告投資をして集客した
広告だって、
費用対効果を見ながらやったら、
損失が膨らむはずはなく、
ようは、
売っても売っても
儲からない状態に
なっていたんだと思います。
これは、
なにも旅行会社や大きな会社に
限ったことではないです。
我々のような小さな飲食店でも
全く同じです。
競合店と価格で勝負を挑んだり、
売れないからと言って、
値下げをして、
廃業に追い込まれたお店を
数限りなく
私は見てきました。
ここで、
値下げがいかに、
恐ろしいのか少し
考えてみましょう。
例えば
商品単価が1000円
原価が300円
粗利が700円
一日に100個売れて、
売上100000円
総粗利が70000円
この商品の
商品単価を1000円から900円に
値下げしたとします。
そうすると、
商品単価が900円になるので
同じように100個売ると、
売上は90000円
総粗利が60000円になってしまいます。
同じ売上
100000円にするためには、
112個以上売らないといけない
それでも総粗利は67200円
粗利率が70%から60%になっているからです。
結局、
値下げ前と同じように
70000円の粗利を得るためには
117個(600×117=70200)
売らないといけないのです。
100人を117人に増すということは
17%アップ
17人も客数を増やさなくてはなりません、
17%も
客数を増やすと、
他にもコストが掛かってくるので、
結局、忙しいけど儲からない、
更には、
お客さんの満足度も下がり、
客数が増えない方がまだマシ
だったとなりかねないのです。
売上確保だけの値下げが、
如何に恐ろしいものなのか、
しっかりと認識してくださいね。
てるみくらぶ
のように負のスパイラルにならないように
我々はしっかりと適正価格をもらって、
商いをやっていくことを
お勧めします。
「お客さんが増えてきたし、儲かってきたと
思ったのに、なんでやねん!」
となるからです。
結局、
お客さん一人から得られる利益が
少なければ少ないほど
どんなに頑張っても
いくらお客様を集めても
実入りは少なくなります。
我々がこれからもお客様に長年、
かわいがって頂くために
意識しなければならないことは、、
・意味のない不要な割引はしない
・利益が取れる適正価格での販売
です。
それでは今日も張り切ってまいりましょう。
鳥羽
追伸
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