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飲食店経営の判断基準

From 神戸の自宅

 

おはようございます。

鳥羽です。

 

昨日は、

突然の人員不足のため、

お店の厨房に入っていました。

 

日曜日でもあり、

地域のイベントもありで、

非常に忙しかったです。

 

現場に入ると

ついつい力が入ってしまい、

スタッフみんなに

「頑張りすぎやん!」

と煙たがられるほど興奮してしまいました(笑)

 

やっぱり、

現場が一番面白いです。

 

さて、

先日、

国道沿いを車で走っていると、

数年前に開店した

こだわりのラーメン屋さんが目に留まりました。

 

開店当初の勢いはなく、

閑散とした感じが店前から伝わり、

「やっぱり、アカンのかなぁ~」

と思ったわけですが、、、

 

そんなことより、

私がびっくりしたのが、

店前に野菜を並べて販売していたことです。

 

「こんなことやってしもた~ 」

と思うと同時に

なんか、寂しい気持ちになりました。

 

ここから

少し、商売の話をします。

 

私は絶えず

お店のメニューであったり、

店前の販促物であったり

その他お店の全てのものを考える時、

 

『ターゲットは誰か!』

と言うこと

常に頭から離さないようにしています。

 

こんなことを言うと、

「そんなん、当たり前ですやん!」

と言われそうですが、、

 

でもね、

得てして、

自分のお店のことになると、

その当たり前のことが、

わからなくなってしまうことが多いです。

 

店主の好みで

商品の味を決めてみたり、

自分の感覚で全てのものを

考え始めたりしてしまいます。

 

お店のターゲットと

趣味嗜好が同じなら問題はありませんが、

そんなことはめったになく、

だんだん

ターゲット側のお客様からしたら

おかしなお店になってしまうのです。

 

そして、

お店の柱である

コンセプトがどんどんブレて

売上が低迷していくのです。

 

そうならない為にも

絶えずお店の

『ターゲットは誰か!』

 

そのターゲットを見据えて、

お店のコンセプトを明確にすることです。

 

コンセプトとは、

簡単に言うと、

 

そのターゲットのお客様に対して、

 

1.どんな利用動機で

2.どんな商品やサービスを

3.どのように提供していくか、

と言うことです。

 

結局、

ターゲット(誰に来て欲しいか)

をいつも頭に入れておかないと、

お店のコンセプトが明確になりません。

 

世の中の多くの

不振店はコンセプトが明確になってない

お店です。

 

開店当初は

しっかりしたコンセプトに基づいて

営業されてお店が

次第に店主の趣味嗜好に偏り

営業不振になっていくのを多くみてきました。

 

だから、

ことあるごとに

『ターゲットは誰か!』

を思い出して下さい。

 

そして

コンセプトを明確にして下さい。

 

すべての判断基準のよりどころ

ターゲットであり、

コンセプトであるわけですから、、、、

 

 

それでは今日も張り切ってまいりましょう。

 

 

鳥羽

 

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