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お客さんは十人十色

おはようございます、中阪です

 

先週は

 

出来ない事にこだわるのではなく

今、すぐできる事に特化して

行動してみましょう!!

 

ということについてお話しました

先週の記事はこちらから↓

http://syoubai-hanjyou.com/column/think/5539.html

 

この間休みの日に

娘と動物園に行ったんですね

花見も兼ねて

 

 

近くに王子動物園というところがあって

見事な桜が咲くんです

 

入ってすぐのところに

ゾウさんがいます

 

僕はゾウさんが好きで

小さい時はそれこそ

一日中眺めてたもんです

 

なにが面白かったんでしょうね?(笑)

 

目に入ったのは

ゾウさんを見ている男の子とお母さん

 

お母さんはベンチに座ってて

3歳か4歳くらいの男の子が

手に持っているスナック菓子の

「カール」を

ぞうさんに向けて投げました

 

 

さいわい軽いカールは

子供の手でぞうさんまで届くわけなく

 

すぐ足元にぽとんと

落ちてしまいましたが

 

それを見ていたお母さんが

慌てて寄ってきて

子供の手をつかみ

 

「駄目じゃない!こんなのやって

お腹壊したらどうするの」と言いました

 

 

男の子はきょとんとしてました

 

彼からしたら

自分が大好きなお菓子を

ぞうさんにもやっただけ

 

なんでお腹こわしちゃうのか

わけ分からないんですよね

 

僕たち大人はもちろん

ぞうさんにスナック菓子やったらダメなこと知ってます

 

ウサギはニンジンが好きなのも知ってるし

サルがバナナ好きなのも知ってます

 

それぞれ好きな食べ物は全然違いますもんね

これってお店でも言えることなんですよね

 

自分が「良い」と思ってるものが

必ずしも相手にとって「良い」とは限らない

 

 

ということを知っておかないといけません

 

 

なぜなら

お客さんによって好みは

十人十色だからです

 

 

以前に店でこんなことがありました

 

ちょっとヤンキー風の人で

最近うちの店のことを気に入って

友人を連れてきたんです

 

でも、その友人はというと

スタッフを呼びつけて

「この酢豚、ぜんぜん味がせえへんやないか!」

こういうわけです

 

 

忙しい時間帯だったんだけど

なんだかややこしそうだったんで

僕が出ていくことにしました

 

 

「お前、これ食べてみい、どんな味付けしとんねん」

そういうのでスプーンを持ってきて

味を見てみたんですけど、

しっかり味はついてます

 

一緒に作った酢豚を隣のテーブルでは

サラリーマンの人も食べてます

 

 

「お口に合わなかったようなので

どうしましょう、

こちらはお下げしましょうか?」

 

そういうと、その方はお金払わずに

帰っていきました。

 

 

でも、僕は別に気にもしません

 

やっぱり薄かったんやろか?

もうちょっと味濃くした方がよかったんやろか?

そんな風に悩んだりもしません

 

そうやって悩んじゃうと

結局味がぶれてしまうもんだからです

 

「この人の好みには合わなかった」

「うちのお客さんではなかった」

それだけの話です。

 

 

今のは極端な例ですが

それくらい人の好みは色々です

 

大事なのは

どこからどこまでを

自分のお店のお客さんにするかです

 

定休日を変えると

月曜日だったらこれるのに、、、

 

 

時間帯を変えると

もう少し早かったらこれるのに、、、

 

 

単価を上げると

前の値段ならもっと来れたのに、、、

 

禁煙にすると

タバコを吸えるならくるのに、、、

 

子供がうるさいと

もっと静かな店ならいいのに、、、

 

 

そういうお客様は必ず出てきます

 

でも、そういう方は

今うちの状態には合わないお客さんと

ある程度割り切って考えなくてはいけません

 

 

なので自分が良いと思ってやってることが

必ずしも相手にとっての「良い」とは

限らないということは

いつも心に留めておきましょう

 

 

その上で

自分のお店に合った

お客様に来てもらうことが

 

お客様にとっても

自分たちにとっても

最高にいい状態ですよね

 

 

では、どうすれば

そういうお客様にきてもらうことができるのか

 

そのことについては

また次のメルマガで~

 

 

それでは、今日も一日。

はりきっていきましょうーーー!!!

 

中阪文夫

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