お店に関係ない人の意見は「無視」しろ!
From 神戸のそば屋
おはようございます。
鳥羽です。
暑さ寒さも彼岸まで
と言いますが
暖かくなってきましたね、
ようやく
飲食店は
閑散期から抜け出し、
しっかりと売上を作れる季節になりますね。
昨日は
久しぶりに
街に出て、
色々なお店を視察してきました。
楽しかったです。
さて、
先日、
ある年配の経営者の男性から、、
「あんたのお店は、こんなん(アンケート)を取ったりして
一生懸命にお客さんの要望を聞いてがんばってるから、
繁盛しますなぁ~」
と、言われ
また
別の新人経営者からは、
「鳥羽さん、私のお店でもしっかりとお客様の声を
聞いて改善していきたい、、、、」
というようなお話がありました。
こういう時
わたしは、
「しっかりと、お客様を見て頑張って下さい!」
と言いますが、
何か少し
アンケートでの指摘や
お客様の声の
捉え方を皆が間違っていないか、
心配になる時があります。
特に、
真面目な経営者さんは
お客様の不満や要望を
真剣に捉えすぎて、、
「そんなことは、マジで聞かんでエエねん!」
と思うことがあります。
まず、
私は
お客様の声や要望を聞いて、
全てを叶えようなんて、
全く思っていません。
ターゲットではない
お客様の要望なんてものは、、、
完全に無視です。
全てのお客様に愛される店なんて、
ありえないし、
目指す必要もないし、
全ての人に良い顔してては
商売は成り立ちませし
繁盛もしません!
自分のお店に
価値を感じてくれて、
評価してくれる
お客様の方を向いて
商売をしていきたいと、、、
常日頃から考えています。
例えば
アンケートに
良いこと(満足)と
悪い事(不満足)の
言葉が書かれていたとしたら、
悪いことを取り上げて
徹底して改善していくのが大手のやり方です。
しかし、
私たちのような小さなお店は、
満足をより、
ブラッシュアップすること
(磨き上げる)
に力を入れるべきです。
徹底的に
お客様の満足を追求し
深堀していくこが
小さなお店のもつ
強みでもあります。
だから、
お店に関係ない人の
意見は、
「無視しろ!」
と言うのは
少し語弊があるかもしれませんが、
自分のお店のターゲットでない人が
言ってることなんて、
気にする必要はないってことです。
特に
真面目な経営者が陥りやすいのは、
レアな言葉に振り回されてしまうことです。
ターゲットでもなく、
また、過去に言われたことのないような
少数派の意見をまともに聞いて
右往左往してしまう
真面目な経営者が多いです。
そう、、
小さなお店の経営者は
指摘されたことや短所を
改善することよりも、
真のターゲット層に喜ばれる
自分のお店の長所を
より磨き上げることを
考えた方が良いです。
「改善」と言うよりも
どちらかと言うと
「磨き上げる」
って感じですかね、
それに
私がアンケートを取っている
真の目的は、
名前や住所やメールアドレス等の
顧客情報の取得ですからね、、
顧客情報取得を忘れずにね、 (笑)
それでは今日も張り切ってまいりましょう。
鳥羽
2019年3月22日(9:52 AM) | カテゴリー:◆経営改善