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〇〇「いいもの」のよさを理解してもらうこと! 

From  神戸のそば屋

 

おはようございます。

鳥羽です。

 

昨日は何十年ぶりで美容室に行ってまいりました。

 

実は、私、

20年前の阪神大震災の時に近所の床屋さんがつぶれて

しまってから自分でバリカンで髪の毛をきったり、

大阪に行った時に男性専門の美容室にいったりで、

定期的に行く決まった床屋さんがなかったわけです。

 

でも、さすがにもう自分で髪の毛を切る時間もないし、

お風呂場を髪の毛だらけにして

家族に怒られるのも懲りたので、

散髪に行こうと決心したわけです。

 

しかしです、

これが、なかなか難しい、

50過ぎのおっさんが行くとなると

いろいろと考えることもあるわけです。

 

「そんなん、そこらの床屋でええやん!いっしょやろ~」

と言う声が聞こえて来そうですが、

それも重々承知していますが、、、

 

でも、やっぱり捨てきれないんですよね、

ちょっとは、カッコよくなりたいと言う想いが、、、

 

近所の散髪屋やったら、もうちょっとココをこうして~

みたいなこと言うと機嫌を悪くしそうなオッチャンやし、

カミソリもってるから怖いし、、

かと言って、、

何か若い女性がいっぱい行っているような美容室は恥ずかしいし

「○○○美容室」みたいな60歳くらいのおばさんが一人で

やっているよなところもアカンやろうし、

これがなかなか難しい。

 

結局、ネットでなんだかんだと、

色々な情報を入手し

「よさそうな」ところを

選んで行ってきたわけです。

 

さて、この話から私が何を言いたいのか?

 

それは、、、

お客様が買ってくれるのは、「よいもの」ではなく、

「よさそうなもの」であるという現実です。

 

過去の私もそうでしたが、

 

良い商品を作れば買ってくれる。

素晴らしい技術があれば

良いサービスを提供していれば自然とお客様は来る

と言う人をたくさん知っています。

 

しかし、

それは、残念ながら思いこみです。

 

このことが本当なら、

自分のお店より美味しくないそば屋が

自分のお店より繁盛していたり、

たいした技術もないのに流行っている美容室があったり、

詐欺まがいのものを売って儲けている会社があったりは、

しないからです。

 

でも結局こういう現実があるということは、

お客様は、、

「よいもの」ではなく、

「よさそうなもの」を買っているということだからです。

 

つまりは、

あなたの作ったそばがいくら他のどこのそば屋より

美味しかったとしても、

お客様が他のそば屋の方が美味しそうだと「思われて」

しまえばどうしようもないということです。

 

さらに言えば、

お客様があなたのお店の存在に気がついてなければ

他のお店と比べられることさえもないわけです。

 

「いいものを作れば儲かる!」

「いい技術を提供すれば儲かる!」

「いいサービスをしていれば儲かる!」

と深く信じてる人に、

わたしが、広告、宣伝を勧めるとたいがい嫌がられます。

 

しかし、それって大きな誤解ですよ。

 

本来

広告宣伝をするということは、

無理やり、売り込みをするのが目的ではなく、

少しでも多くの人に

自分のお店や、自分の扱っている商品の良さをしっかりと

伝えていくのが目的です。

 

お客様にその

「いいもの」を知ってもらい、

「いいもの」のよさを理解してもらう努力を放棄していては

いつまでたっても繁盛店にはなれませんよ。

 

それでは今日も張り切ってまいりましょう。

 

鳥羽

 

 

追伸

昨日、行った美容室

めっちゃ良かったです。

「鳥羽さん、緊張しなくてもいいですよ~」って

サービスも技術も最高でした。

 

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