メールマガジン申込み
rogo
メルマガ登録
header

売りたいものと買いたいもののズレ

おはようございます、中阪です

 

先週は 

短期的、長期的に稼ぐために

2つの営業マンを配置しよう 

 

ということについてお話しました

先週の記事はこちらから↓

http://syoubai-hanjyou.com/column/think/5603.html

 

今日は今から僕に実際に起こった

2つの出来事をお話します

ぜひ、あなたも自分だったらどう思うか

感じてみてください

 

あれは、今から6年くらい前のこと

一通のチラシがお店のドアの隙間から

滑りこまれていました

 

「なんだろ?」と思って

見てみたらそこには

「年賀状印刷承ります。少量でも構いません

一枚〇〇円から~」

 

そんな風に書かれてたんです

ちょうどお客様に送るDMで

近くで少量でもすぐに対応できるようなとこ

ないかなぁ~って思ってたので

 

地図に書いてある場所に

行ってみることにしました

 

中に入るとほんと

昔ながらの印刷工場で

大きな輪転機っていうんだったかな

そんな機械が2台置いてあったんです

 

その横にはスーパーでレジのところで

よく入れてくるような

一色刷りの小さな広告が山済みされてました

 

すいませ~~ん、このビラが入ってて

来たんですけど

こんなDM作ってもらうことできますか?

 

するとその人はちらっと僕が持参したハガキを見て

こう言いました

「こんなのはコピーだ、印刷じゃない。。。」

 

もう1つお話しましょう

最近の話なんですけど

コロナが流行してから「光触媒コーティング」というのが

注目されてましたよね

 

蛍光灯とかの明かりでも

それを吸収して優れた殺菌効果を

発揮するそうです

 

営業マンがやってきたので

話を聞いてると

 

その横からスタッフが施術写真をみて

言ったひとこと

「消毒と一緒やん」

 

二つの出来事にはある共通点があります

その瞬間、同じ言葉が僕の頭の中に浮かびました

なんだかわかりますか?

 

「こんなこと言ってるようじゃ望みないな」

 

最初の印刷屋さんの話では

カラーで写真が入るようなうちのDMは

印刷機でするのは向いてないですよね

 

だって僕にとっては

別に印刷でもコピーでも

キレイで早く、そんでできれば安くなれば

それでいいわけですから

 

印刷じゃないとダメだーってわけでも

どういう工程でするのかも

興味はないわけです

出来上がりの結果がよければそれでいいんだから

 

印刷屋の店主さんが言った

「こんなのはコピーだ、印刷じゃない。。。」

気持ちはわかりますよ

そう言いたい心境もわかります

 

だからもし、印刷機にこだわりがあって

もちろん愛着もあって

こいつとずっとやっていきたいんであれば

 

僕らのような人は

「相手にすべきじゃない」んです

 

それだったら

印刷機で刷る独特の味や風合いが好きな人とか

出版社のように大量に印刷してくれるところに

売り込みをかけるべきですよね

そこにどうアピールしていくかは

また別の問題だけど

 

光触媒コーティングの話にしても

 

お客さんが「消毒と一緒」だと思い込んでる人に

説得して時間をかけて分かってもらうのは

相手は警戒しまくってるし

めちゃめちゃ成約率も悪くて

めちゃめちゃ苦労しますよね

 

もちろんそんな考えの人は

「相手にすべきじゃない」んです

 

これ、なにが起こってるのかというと

売りたい商品やサービスと

売る相手が

「ミスマッチ」起こしてます

 

たとえばうちのお店でも

「金のことはいいからええもん出せ」

そんな注文の仕方をしてくる方がいます

 

こういう人は

今までの経験上

接待の面子がつぶされてとかで

色々とクレームをいってくることが多いです

 

でもって、会計の際には

値切ってきたり、ツケにしてくれとか

平気で言ってきます。

 

だから僕はこのセリフを聞いた時点で

「それでしたらうちではなく

もっと大きくて格式のあるお店に行かれる方がいいですよ

この辺だと〇〇〇〇なんかどうですか?」

 

こんな風によそを紹介します

 

なぜならこの方が

今後気に入ってくれて何度も足を運んで

お店や他のお客様に気遣いができて

「ごちそうさま、ありがとう」といってくれる

「お客様」になる可能性は

かなり低いからです

 

こうして僕が今

あなたに向けて

メールしているのもそうなんですよ

 

あなたは

お店がこのままじゃいけない

なんとかしなくちゃいけない

なにかいい方法はないのか?

 

そう思ってここにたどりついたわけですよね

過去の僕と同じように

 

なので自分の力でお客さんを集めて

お店を繁盛させたい!って気持ちがある時点で

ほかの人とは 「違う」 わけです

 

だから僕も惜しみなく情報を提供するし

僕がした失敗や教訓も

洗いざらい話します

 

それはあなたのお店に

良くなって欲しいから

繁盛してほしいからです

 

だから自分の商品やサービスを

求めてくれて価値をわかってくれる人が

どこにいるのか

どこにいけば見つかるのか

考えてみることは大切です

 

そうじゃないと商売してても

やりがいもなく、ふりまわされて

テンション下がって疲れてしまうだけです

 

「なんのために働いてるのかわからない」

昔、近くの喫茶店のマスターが

ぽそっと漏らした言葉です

僕はそれがずっと耳に残ってます

 

あなたのお店のウリは何ですか

それを必要としてくれるのは

どんな人ですか?

 

長くなってしまったけど

あなたに想いが伝わるといいな

 

 

 

それでは、今日も一日。

はりきっていきましょうーーー!!!

 

 

P.S

このメールを書いてて

ふとあの印刷屋さんを思い出して

前を通ってみたんです

 

たまに来てくれるお客さんでもあったから

気になっちゃって

 

廃業してました。ちょっと寂しかったです

メールマガジン登録 会員サポート
border