差別化戦略なんて、クソくらえ!
From 神戸の自宅
おはようございます。
鳥羽です。
涼しくなってきましたね。
秋の気配を感じます。
暑さ寒さも彼岸まで
と言いますが
ほんとにそうですね。
こうやって
季節の変わり目は、
お客様の行動が変わる時です、
しっかりと今まで以上
お客様に選んでもらえるように
販促活動をやっていきましょう。
さて、昨日、、
「世間では、繁盛店になるためないは、よく差別化せよ!とか言いますが
わたしのお店は普通のそば屋でしてこれと言ってなんにもそんな
商品がありません、どうしたらいいですか?」
というような
メールがありました。
結論として
私の答えはこうです!
「差別化なんか必要なし!
自分の得意なことをお客さんに知らせること!!」
「個を出すだけで、区別され選んでもらいやすくなる!!」
と言うことです。
差別化戦略とは、
『他の競合するそば屋や飲食店よりも優位にたつこと!』
つまりは、
他のお店を視野にいれての経営です。
これは
私たちのような小さなお店が
することではないです。
差別化ということ自体
競合しているお店を意識していますよね
あそこのお店はこうだから、ウチはこうしよう
というような感じです。
たしかに、競合店がどうしているのかを
知っておくことは大切なことなんですよ。
でも基本は
お客様をしっかりとみてないと、
お店が変わってしまいます
そして
自分がなくなってしまいます。
私も、
この『差別化』とか『戦略』という言葉に
おかされていた時期がありました。
よそのお店や繁盛店を見てきては、
「絶対に勝ってやる!」
負けない商品を死ぬ気で作り
負けないサービスの為 従業員を徹底して鍛え
絶えず、他のお店を視野に入れての経営でした。
そのように頑張っていると幸いにも
マスコミに取り上げられたり、
そこそこの繁盛店にはなったりするのですが、
結局は、じりじりと
売り上げが低迷していく繰り返しでした。
あなたも『差別化』とか『戦略』
って言葉を聞いたことがありますよね?
経営本やセミナーに参加すると
『差別化』とか『戦略』って言葉をよく耳します。
わたしも、差別化や戦略という言葉どおり
いつも競合ライバル店と戦って勝ことが、
商売での成功だと
勘違いしていたのです。
今から考えると戦わなくてもいい相手に勝負を挑み
勝っても負けてもボロボロになって疲れ果て
挙句の果てにお客様からは振り回さて
奴隷のように働き
精も根も尽き果てました。
そんな時です!
商売で成功するためには、
他のお店と比べるのではなく
自分や自分のお店の良さを
少しでも多くの人にお知らせすること!
差別化ではなく独自化すること!
と学びました。
「なんや~ 商売ってそんなんやったんか~」
とホッっとしたのを覚えてします。
他の誰かと、競い合い、奪い合う
競合マインドから
誰とも争い合うことなく
お店独自の良さを
一緒に働くスタッフやお客様と
分かち合う
創造マインドにかわった瞬間でもありました。
お客様がお店に来ない、
本当の理由が素直にわかったのも
この時でした。
そうです!
差別化戦略なんて、クソくらえ!
です。
あなたがあなたのままでも
あなたの存在をたくさんお人にお知らせして、
あなたが信じる価値あるものを
あなたの同じように価値あるものだと共感してくれる人を
一人でも多く集めることが
商売繁盛の近道なのです!
それでは今日も張り切ってまいりましょう!
鳥羽
2016年9月23日(9:32 AM) | カテゴリー:◆経営改善,◆蕎麦屋が抱える経営の問題